Diary
”目に見えない力の存在を忘れずに”
結果が出ない時、評価されていない時、そんなネガティブな現象は、我々アスリートにとっては当たり前のように訪れます。
まさに今の僕も、名古屋に来てから思うような結果がなかなか出ていません。
今頑張っている皆さんも、もしかしたら同じような葛藤や経験がある人がいるかもしれません。
そんな時、僕が大切にしている事があります。それは、ポジティブな心に変換させること。どうして失敗するのだろうではなく、どうやったら成功するだろう。自分なんてこんなもんかではなく、自分はできると信じること。目には見えない心や感情、直感といったものは軽視されがちですが、確かにそこに存在し、今の自分たちを常に作っています。
最近読んだ本の中に、「目に見えているものは1%、目に見えないものが99%」という言葉がありました。
今ここに存在している僕たちの身体や行動はその人の内側のほんの1%にすぎず、実際の自分は心や考え方からできていると著者は述べています。
自分の考えや感じ方は、現実世界で起きた物事から生じるものだと思っていましたが違います。目には見えない自分の内的な考え方や感じ方が、現実に自分の身に起こることを支配しているのだということを、僕は知っています。
なので心で自分が成功したイメージをはっきりと思い描くのです。自分を疑い不安になるのではなく、自分を認め信じ励ます。できないことに目を向けたならば、半分はできたことに目を向け褒めてあげるのです。そうして自分の心を育むトレーニングを僕はずっとし続けてきました。ミスが多くても自分を卑下する必要なんかない。
何回も言いますが、その事象がうまくいかなかっただけで、あなた自身が失敗者なのではありません。
結果や評価は考える必要がない。他者に委ねている部分はコントロールができません。そんなの気にする必要がない。それよりも自分がどんな姿勢でその一日と向き合っているかの方がよっぽど価値がある。結果や評価はついてくるもの。1日自分らしく好きな自分でいれたなら、充足感に満ち、それだけで幸せなはず。それを繰り返していくうちに気づいたら結果が出ているものです。
僕は名古屋にきて自分が思い描いている結果がまだ出ていません。苦しい時期と捉えることもできますが、僕は今の状況を楽しんでいます。
できると信じているし、あとはタイミングなだけ。他にも、長い視点で捉えることだったり、もう1人の自分を作ることだったり、毎朝神社で言葉にする習慣をつけたり、細かい心の授業を自分の中でしています。
ショーンHCが、シュートが入らず悩んでいた僕にかけてくれた言葉があります。
「目を閉じでシュートしてみろ、もっと自分を信頼しろ」
シュートフォームが安定しない時に僕は、足の位置や幅を変えてみたり、手首の力感など試行錯誤していました。ですが、その言葉をきっかけに考えることをやめ、何万本と打ってきた自分の感覚を信頼し、シュート練習をし始めました。
すると、なんてことでしょうか。先日の試合では3/3。シュートが面白いように入る。これは偶然でしょうか?いいえ、僕はそうは思いません。
目には見えない、触ることも嗅ぐこともできないものを僕は信じ、行動し、結果がついてきました。
心や考え方、感覚、直感といった目には見えない不確実で不透明、でも確かに存在する第六感には、
そんなとてつもない力があるんです。目に見える結果や評価を求めすぎず、心を育むことの大切さを、僕は日々実感しています。
今日の質問
- Q.最近の流行りは?
→カスピ海ヨーグルト&フルーツ。
今日の一曲
「終わりなき旅 / Mr.Children」
TAKE’s Lab
【不定期に更新予定!】