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ビア・フィニッシュ
どうもこんにちは。フープファクトリーの岩野健次郎です。
小さいガードがレイアップを狙うとき、ビッグマンがブロックを狙ってくることがありますよね。こういった場合のフィニッシュで有効に使えるテクニックを今回お伝えします。ビア・フィニッシュとなります。
今回紹介する「ビア・フィニッシュ」は、レイアップを狙うとき、相手ディフェンスにコンタクトを行うことによって自分のスペースを作り、シュートを打とうとするものです。
したがって上背の無い選手がこれをマスターすると、ブロックされずにシュートを決められる確率が高くなると言えます。
NBAスキルトレーナーのDJ サックマンが youtubeチャンネル「Hoop Study」でビア・ステップを紹介していますので、本日はこちらを一緒に観てみましょう。
また、出典元の動画を概要欄に記載しているので、ぜひオリジナルの動画も確認をお願いします。
コンセプト
ギャザーしてから一歩目のステップが右足だったとして、次の踏切足となる左足をステップするときに、相手ディフェンスにコンタクトを行い、スペースを作り出した逆方向へエクステンド、つまり体を伸ばしてレイアップを放つ、というのがコンセプトです。
コンタクトについてのヒントですが、これは何が何でもディフェンスにぶつかっていく、ということではなく、「ディフェンスが動いて来ると予想するスペースを先につぶしておく、このスペースにディフェンスよりも先に入り込む」と考えておいた方がベターかと思います。
ディフェンスが入ってくるスペースに、先に入ることができたら、自然とコンタクトを行うという結果につながります。
何が何でもディフェンスにぶつかるんだ、という考えであれば、それはオフェンスチャージにつながりやすいので、相手のスペースを先につぶす、ということを肝に銘じてプレイしてもらえればと思います。
相手とコンタクトを行い、相手の勢いを一瞬止めることができれば、その後エクステンドするオフェンスのスペースに対して、ディフェンスがついてくることは体勢的にちょっと難しいので、その一瞬のスキを用いてレイアップを放ちます。