【#7 ファンダメンタルの原理・原則】
断言しますが、結局のところ、トップのNBA選手が一番行うトレーニングは例外なく「ファンダメンタル =基礎力」の徹底です。
カイリー・アービングはNBAでも史上最高のボールハンドラーとして名高いですが、彼のように、「好きな時に」「好きな場所へ」移動してシュートを打てたら最高じゃないですか?
これ、簡単に言っているけど、むちゃくちゃ難しいです。
ディフェンスが目の前にいる状態で、ディフェンスが一番嫌がる場所へ移動するのは至難の業ですよね…。
そこで必要なのはファンダメンタル。
25年以上日本のトップのプロバスケ選手を見てきたボクが、プロに近づくヒミツの改善トレーニングを教えます↓
\トッププロ選手で差をつけるのは基礎力/
バスケにとって一番大事な
「ファンダメンタル」を改善しよう。
すべてのムーブで必要なファンダメンタルは、
❶ Posture and Stance(姿勢・スタンス)
❷ Ball Placement(ドリブルをつく位置)
❸ Ball x Body Synchronicity
(ボールと体の連動性)
❹ Ball Speed(ボール・スピード)
❺ Pace(動きの出力=アクセルの出し入れ)
だという話を先日しました。
➡️https://twitter.com/KenjiroIwano/status/1769507268591280513
今日は
❸ Ball x Body Synchronicity
(ボールと体の連動性)
について話してみましょう。
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まず、前提条件からおさらいです。
❶ Posture and Stance(姿勢・スタンス)
❷ Ball Placement(ドリブルをつく位置)
は、必ず正しく守りましょう。
先日の説明 ❶ ➡️ https://twitter.com/KenjiroIwano/status/1770182135644815522
❷ ➡️ https://twitter.com/KenjiroIwano/status/1771012052288733250
❶と❷を守った上で、
❸を実行してみましょう。
ファンダメンタルの点と点は、
すべてつながっていきます。
点と点が線になったとき、
有効なムーブへと昇華します。
オフェンスでの理想論を言ってしまうと、
最高なのは、
「好きな時に」「好きな場所へ」移動して
シュートを打つこと。
もちろん、ディフェンスはこれを防ぎたいですよね。
NBAでも史上最高のボールハンドラーとして
誰もが認めるカイリー・アービング。
みんなが感嘆するのは、その超絶ドリブル。
でも本人がよくメディアに語るのは、、、
「みんな俺のことをNBAで
Best Handlerだと言うけど、
違うんだ、
俺は、”Best Mover”なんだ」
つまり、「ドリブルの凄さ」というより
「ドリブルと紐づくフットワークの上手さ」で
誰にも負けない、
とカイリーは自信を持っているわけです。
だから、みんな勘違いしてはいけない。
ドリブルで最も大事なのは、
・ボールとボディがつながっていること
✅ボールが前に動くときは
同時に連動して体も前へ動く。
✅ボールが後ろに動くときは
同時に連動して体も後ろへ動く。
✅ボールが右へ動くときは
同時に連動して体も右へ動く。
✅ボールが左に動くときは
同時に連動して体も左へ動く。
当たり前のように聞こえますよね。
でも、あなたは
上記、右手のドリブルでも左手のドリブルでも
同じ様に完璧に行うことはできますか?
これができないで
ファンダメンタルがある、とは言えません。
できると思っていても、
例えば、
ドライブで相手を抜いたと思ったときに
後ろから「バックファイヤー」で
ボールをはじかれたりしたことがないですか?
もしそうであれば、
あなたは上記をマスターできていません。
上記をまずはシンプルなドリブルでも行えないと、
クロスオーバーやビトウィーン・ザ・レッグズ
ビハインド・ザ・バックなどの方向転換や
パンチやスナッチバック、インバートドリブル
などといった様々なドリブルで、
ボディとボールを連動して動かせることは不可能です。
「体をボールの方へ寄せる」
のではなく
「ボールを体の方へ寄せておくイメージ」
ボールに振り回されてはいけません。
ボールへと体を泳がせてはいけません。
ボディを中心として、
ボールがボディとつながっていることが大事
これを意識したワークアウトをせずに、
なんとなくドリブル練習しているようでは
上記は実現できません。
(一つだけ例外として、ファーストブレイクなどで
オープンスペースへとボールを投げ出すようにつく
ドリブルはあります。)
この❸ Ball x Body Synchronicity
(ボールと体の連動性)を
実現するうえで、特に難しいのは、
「ウィークハンド」で、
利き手の2倍3倍練習する必要があります。
ウィークハンドを強くつくことは
簡単ではないので、
例えば前にドリブルをつくときでも
ボールを後ろに持っていかれがちです。
ウィークハンドについては奥が深いので、
また後日説明します。
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ちょっとだけ脱線しますが、
ウィークハンドが弱い選手は、シュートもあまり
上手でないことが多いです。
それはなぜかと言うと、
仮に右利きの場合、
「右手ドリブル → ギャザー → リフト」
からのシュートよりも
「左手ドリブル → ギャザー → リフト」
の方がリフト時のボールを
右手でコントロールしやすく
ネガティブ・エネルギーが出にくいからです。
ネガティブ・エネルギーについては
以下を参照→
https://twitter.com/KenjiroIwano/status/1770182135644815522
NBAの伝説的なポイントガード、
スティーブ・ナッシュのように
左手ドリブルの方が利き手の右手よりも上手い
などと言われるのが最高です。
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この
❸ Ball x Body Synchronicity
(ボールと体の連動性)
の向上を意識した練習を行うときに、
ないがしろにしていけないのは、
❶ Posture and Stance(姿勢・スタンス)
❷ Ball Placement(ドリブルをつく位置)
です。
[先日の説明]
❶ ➡️ https://twitter.com/KenjiroIwano/status/1770182135644815522
❷ ➡️ https://twitter.com/KenjiroIwano/status/1771012052288733250
❶と❷が守られていないと
❸だけ気にかけてプレイしても、
有効力が半減します。
ファンダメンタルの点と点は、
すべてつながっています。
点と点がつながって
有効なムーブへと昇華します。
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今日は
❸ Ball x Body Synchronicity
(ボールと体の連動性)
について説明しました。
明日は
❹ Ball Speed(ボール・スピード)
こちらのファンダメンタルについて
話をしましょう。
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★トップリーグスタッフとして日本一12回
(リーグ優勝4回、天皇杯8回)
FIBA公認エージェントとして
日本/海外トッププロプレイヤーを見続けて12年。
今日話した改善ファンダメンタルを
動画でチェックしてみてください。
動画の無料特典は、
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