【#6 ファンダメンタルの原理・原則】
25年以上日本のトップのプロバスケ選手を見てきましたが、結局のところプロでの成功に最も必要なのは「ファンダメンタル」の力です。
「ドリブルをつくべき床の位置」を考えたことはありますか?
こんなドリブルをつきたくはないですか?
・ディフェンスにスティールされない
・シュートをすぐ打てる
・方向転換をすぐ行える
ドリブルのファンダメンタル、25年以上日本のトップのプロバスケ選手を見てきたボクが、プロに近づくヒミツのトレーニング法を教えます↓
\トッププロ選手で差をつけるのは基礎力/
バスケにとって一番大事な「ファンダメンタル」を理解しよう。
すべてのムーブで必要なファンダメンタルは、
❶ Posture and Stance(姿勢・スタンス)
❷ Ball Placement(ドリブルをつく位置)
❸ Ball x Body Synchronicity(ボールと体の連動性)
❹ Ball Speed(ボール・スピード)
❺ Pace(動きの出力=アクセルの出し入れ)
だという話を先日しました。
➡️https://twitter.com/KenjiroIwano/status/1769507268591280513
今日は
❷ Ball Placement(ドリブルをつく位置)
について話してみましょう。
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まず、前提条件からおさらいです。
❶ Posture and Stance(姿勢・スタンス)
は、必ず正しく守りましょう。
先日の説明➡️https://twitter.com/KenjiroIwano/status/1770182135644815522
❶を守った上で、❷を実行してみましょう。
ファンダメンタルの点と点は、すべてつながっていきます。
つながって有効なムーブへと昇華します。
先に結論から言ってしまいます。
ファーストブレイクや目の前にオープンスペースがあり
体の目の前にボールをついた方が良い場合を除き、
ステイショナリー(静止しているとき)や
トップスピードに入る前では、
ドリブルを足の横または外側斜め前につきましょう。
つまり、つま先の前でドリブルをつくのはやめましょう。
ドリブルのラインをつくり、
➡️https://hoop-factory.com/wp-content/uploads/2024/03/On-the-Line.png
ドリブルを足の横または外側斜め前でつきます。
➡️https://hoop-factory.com/wp-content/uploads/2024/03/By-the-pinkie.png
理由は3つあります。
[A] ディフェンスから遠い
(ディフェンスにスティールされない)
[B] ポケットへ入れやすい
(シュートをすぐ打てる)
[C] ドリブルのライン(軌道)を整える
(方向転換をすぐ行える)
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[A] ディフェンスから遠い
足の前でドリブルをつくということは、
ディフェンスにボールをさらけ出すということです。
足の小指の横または斜め前でドリブルをつけば、
ディフェンスからボールを遠ざけられますし、
オフハンドでしっかりとボールをプロテクトできます。
➡️図解
https://hoop-factory.com/wp-content/uploads/2024/03/Bad-dribble.png
https://hoop-factory.com/wp-content/uploads/2024/03/Protect-it-on-the-line.png
https://hoop-factory.com/wp-content/uploads/2024/03/Protect-with-your-off-hand-1.png
https://hoop-factory.com/wp-content/uploads/2024/03/Bad-dribble-2.png
https://hoop-factory.com/wp-content/uploads/2024/03/Protect-with-your-off-hand-2.png
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[B] ポケットへ入れやすい
ここでのポケットとは、
ドリブルやシュートにつながるポケットのこと。
➡️ https://hoop-factory.com/wp-content/uploads/2024/03/Pocket.png
特に、シュートを素早く打つために、
ドリブルはできるだけポケットに
収める必要があります。
足の横または斜め前でドリブルを
つけば、ポケットまで最短で
ボールを持ってくることができます。
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[C] ドリブルのライン(軌道)を整える
足の小指の横または斜め前の位置に
ドリブルをつく癖があると
・クロスオーバー
・ビトゥイーン・ザ・レッグス
・ビハインド・ザ・バック
という基本の3つの方向転換のドリブルを
行いやすくなります。
➡️図解
https://hoop-factory.com/wp-content/uploads/2024/03/By-your-foot.png
https://hoop-factory.com/wp-content/uploads/2024/03/Cross-Behind-Between.png
https://hoop-factory.com/wp-content/uploads/2024/03/Cross-Behind-Between-2.png
特に、ビハインド・ザ・バックは
方向転換で特に有効なドリブルスキルです。
クロスオーバーはスティールされる恐れがあり、
ビトゥイーン・ザレッグスは
ボールがディフェンスに見えてしまうため、
ディフェンスに対応されてしまう場合が多いです。
しかし、ビハインド・ザ・バックでは
自分の体がディフェンスの視界の邪魔になるため、
比較的、方向転換(or ドリブルの持ち手変換)が
簡単です。
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今日は
❷ Ball Placement(ドリブルをつく位置)
について説明しました。
明日は
❸ Ball x Body Synchronicity(ボールと体の連動性)
こちらのファンダメンタルについて
話をしましょう。
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★トップリーグスタッフとして日本一12回
(リーグ優勝4回、天皇杯8回)
FIBA公認エージェントとして
日本/海外トッププロプレイヤーを見続けて12年。
今日話したファンダメンタルを
動画でチェックしてみてください。
動画の無料特典は、
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