【ボールを持たずにどうやってディフェンダーを崩す?】
「ボールを持たないときの動き」=オフザボール、での動きは重要だとよく言われますよね?
でも、「じゃあいったい何が本当に重要なの??」って思いませんか?
僕はこう思います。
・それぞれのアクションでの自分のディフェンダーのポジションと意識の矛先を見ること
動画は、Grayson Allenのオフザボールからの一連の動きとフィニッシュ。
まず、Graysonはコーナーからスタート
1 ドリブルハンドオフ(ディフェンダーはチェイス)
2 トップでのゴーストスクリーン(ディフェンダーはこのフェイクに一瞬ひっかかる)
3 ウィングへスリップ(ディフェンダーは遅れ気味でカバー)
4 ウィングでのピックをビッグマンがセット(自分のディフェンダーはチェイス気味でカバー)
5 ピックに対してリジェクトしてストレートラインドライブでフィニッシュ
(自分のディフェンダーがチェイス気味でついてくること、ピックのビッグマンディフェンダーが完全にドロップせずにそのままビッグマンについていることをGraysonが判断し、ストレートラインをアタックした)
Graysonがドリブルをついたのは、ストレートラインドライブからのフィニッシュで使った1回のみ。
動き方とそれぞれのアクションにおける判断(ディフェンダーのポジショニングと意識の矛先)を正しく行なったことによって成功したプレイだと言えます。
DHO(ドリブルハンドオフ)、Ghost Screen、PNR(ピックアンドロール)それぞれのプレイでの長所と弱点、どういった決まり事でディフェンダーが動いてくるのか、何が起こったらディフェンスは崩壊するのか、予め
・研究し、
・理解し、
・実践する
ことによって、無意識にプレイを行えるようになります。