TAKE’s lab. Diary #135

春の訪れとともに、新たな環境に身を置く人も多いんじゃないでしょうか。

新しい風が吹き、人生が大きく前進している感覚はたいへん心地よいものです。
でもその一方で、新しい挑戦には時に苦悩をもたらします。

仕事や人間関係、思い描いた通りにいかないこともあるでしょう。
僕にもそんな時期がありました。
自分がとても小さく見えて、周りが全員敵に見えてしまうような息苦しい毎日でした。
でもその経験が今振り返ると、僕がここまで登って来れた大きな、大きな理由の一つになっています。

そんな経験を得て皆さんに、参考になるかわかりませんが、大切だと思うことを話します。

弓矢はなぜ飛ぶのか？

突然ですが、考えたことはあるでしょうか？
人生はまさに、弓矢に例えることができます。

「弓をひき」「狙いを定め」「矢を放つ」。

「弓をひく」、、、これは身体にストレスをかける状態、挫折や失敗といった後退が矢を放つには欠かせない。

「狙いを定める」、、、的を射抜くには、ある程度辛い時期を耐え忍ぶ時間が必要であるということ。

「矢を放つ」、、、的よりも上を狙う。そこに行きたければ、そこよりも上のレベルを目指すということ。

今悩んだり、辛い思いをしている方はきっと、ここで言う耐え忍ぶ時期なのかもしれません。
こうした中、最も重要なことをお伝えします。
それは、決して標的から目を離さないことです。
弓を引いている事に着目するのではなく、真っ直ぐに的を射抜くことに集中すること。

苦虚の時には、自分がどこへ向かうべきか、それだけをしっかり考える。
それ以外のこと、他人のことなんて基本的に考えなくていい。

全ては過程です。
今いるそこがゴールじゃありません。
一緒に頑張ろ。