【カットオフへのカウンターフィニッシュ:スピンムーブ】
バスケはオフェンスとディフェンスのせめぎ合い。
常にオフェンスが先手を取れるので、オフェンスが有利な状況にはありますが、
ディフェンスが上手く対応してきたらどうしますか?
そんなときにオフェンスが次の手を持っていなければ、オフェンスは沈没。。
オフェンスで求められるのは、状況に応じてディフェンスを打開すること。
カウンタームーブをマスターしておけば、オフェンスの幅が広がります。
今回はそんなときに有効なフィニッシュ、スピンムーブを紹介します。
スピンムーブはいろんな状況で有効ですが、特に、ディフェンダーにドライブをカットオフ(コースを防がれること)されたときに威力を発揮します。
カットオフされてからスピンするのは良いですが、カットオフされる直前にスピンするともっと綺麗にディフェンダーをかわせます。
[ポイント]・ディフェンダーがオーバーコミット(必要以上についてくること)してくるとベター。
しっかりと見極めましょう。
・ディフェンダーがインサイドハンドでリーチしてくる時、これがスピンを行う目印となる。
・オフェンスのクロスオーバーに対し、ディフェンダーがカバーしようと戻ってくるのであれば、これがスピンを行う良いタイミング。
・クロスオーバーとスピンは相性の良いコンビネーション
・ディフェンダーがサグしているときは、スピンでアタックする良いタイミング
・ピックに対してディフェンダーがアンダーでついてきた場合も有効
・トランジションでディフェンダーがチャージを狙ってくるときも有効
・ピックアンドロールのドロップに対しても有効
↓↓↓「スピンムーブ」の動画はこちら↓↓↓
スピンムーブの応用編としてNBAオールスターのトニー・パーカーが多用した、プッシュクロス&スピンがあります。
クロスオーバー& スピンとの大きな違いは、トニー・パーカー・スピンの方がドリブルの数が一つ少ないことでしょう。
クロスオーバー& スピンの場合は、クロスをしたらもう一回ドリブルをついてそのままスピンしますが、プッシュクロス&スピンでは、プッシュクロスしてそのままスピンをするので、連続性がありとてもバランスを取るのが難しいムーブです。
まずは、クロスオーバー& スピンからマスターが必要ですが、段階に応じてトニー・パーカーのプッシュクロス&スピンもトライしてみましょう!