【あなたのスーパー・パワーとは?】
トニー・パーカーのクロススピン・ムーブ
キミは「スーパー・パワー」を持ってますか?
NBAでは「スーパー・パワー」という言葉をよく使います。
日本語だと「十八番」のことです。
今回紹介するのは、NBAでも伝説的なフランス出身のトニー・パーカーのスーパー・パワー、「クロススピン・ムーブ」です。
パーカーのクロススピン・ムーブの動画はこちら↓↓↓
ハイスピードでバランスを整えたままフィニッシュするのがとても難しいので、まずはレイアップの中でもファンダメンタルの2フットフィニッシュ、プロホップ、オフフット・フィニッシュが出来るようになってからトライしてみましょう。
「フィニッシュ・ファンダメンタル」
**2フットフィニッシュ
**プロホップ
**オフフット・フィニッシュ
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クロススピン・ムーブは、クロスオーバーからスピンしてレイアップを放つムーブです。
高速でスピンを行うため、バランスを崩しやすく、トラベリングにもなりやすい上級者向けの応用ムーブと言えるでしょう。
動画を見てすぐに実行するのは非常に難しく、いきなりプレイで使おうとするのはちょっと無茶です。
以下のように段階ごとにアクションを増やし、最終的にマスターできるようになりましょう!
1️⃣ 「クロスしてボールをピックアップ」を繰り返す
2️⃣ 「クロス→ピックアップ→スピン」を繰り返す
3️⃣ 最後にフィニッシュを入れる
仮に右手でドリブルをしている状況だとしましょう。
1️⃣ 右手で左へとクロスオーバーして、右足を左へ強くステップして回転の軸とします。このときボールをギャザーするため、ステップとしては(0)
2️⃣ スピンして、左足→右足で着地
3️⃣ クロス → 右足軸でスピン → 左-右で着地&ジャンプ → レイアップ
[ポイント] ・バランスとフットワークが大事・ギャザーのタイミングを遅くしないとトラベリングになる
・コアの強さがないと、ディフェンスのプレッシャーに負けて体勢を崩しやすい
・回転するけど、回転後にしっかりとバスケットの方へ向かう(バスケットから離れるように動かない)
まずはディフェンスがいない状態でしっかりと行えるよう個人練習しましょう。
きれいにスピード感を伴って出来るようになったら実戦ですが、かなり大事なポイントは、
・回転しようとするサイドにスペースが存在すること(ヘルプがいない)
・ヘルプが見える場合でもムーブを行うのであれば、伸びてくるヘルプの手に対し、しっかりとタックするか高速でスピンしてボールを取られないようにする。
クロススピン・ムーブを成功させられたら、会場がどよめくこと間違いなし。
体幹の強さも必要とされるとても難しいムーブなのでしっかり練習しましょう!