Diary
試合中、なぜかいつも通りのプレーができなかったり、慌ててしまうことが、スポーツ選手にとってはよくあることだと思います。これを一言で「緊張」という言葉で片付けるには問題の解決には至りません。その解決策をしっかりと知っておくべきだと考えています。
僕の場合、緊張すると、体に力が入りすぎて動きが強く固くなってしまうことがあります。この過度な力みが、冷静な状況判断やプレーの精度を下げ、ミスの原因となっていました。そこで、体の力を抜く方法を探っていました。
その答えとして僕が見つけたのが瞑想です。瞑想は、心と体をリラックスさせる効果があり、試合中の緊張を和らげるのに非常に効果的であることに気づきました。
瞑想についてはさまざまな考え方があります。宗教的だという意見もありますが、現代社会では科学文明の発達に伴い、そういった宗教や信仰から遠ざかっているような気がします。ですが、信じる力や精神の強さは、スポーツにおいて非常に重要な要素です。実際に日本の歴史でも、日本が戦争に強かった理由は、天皇への信仰心が異常に強かったから。だから宗教を廃止しようという動きがあったわけです。
瞑想は、宗教的な話云々より、自分自身の内面に向き合い、リラックスし、精神を鍛え、人格を練る方法として非常に有効です。試合前や試合中に瞑想を取り入れることで、緊張を軽減し、自分の最高のパフォーマンスを発揮できる可能性が高まります。
瞑想の目的は、自分の呼吸に集中し、体全体をリラックスさせ、心を静かにすることが目的です。
では、どのようにして瞑想を行うべきか、僕が前に勉強したその方法をご紹介します。
まず、瞑想を行う際は、誰にも邪魔されない静かな場所を選び、背筋を伸ばして座ります。体の内部と呼吸に意識を持っていくのですが、呼吸を感じるポイントは、4つあります。
それは、鼻の中、喉の奥、胸の動き、お腹の動きです。まず、鼻から入る空気の感覚に集中してみてください。その空気がどこから入り、どこで吸い込まれているのかを観察します。胸の上下運動か、横隔膜の膨らみなどこの過程で、自分の呼吸を制限することなく、今ここだけに集中してみる。
慣れてきたら胸とお腹に向かって「楽にしなさい」と声をかけてみましょう。力が抜ける感覚を感じたら、呼吸を段々と遅くしていきます。この段階で大切なのは、呼吸の量を減らすことです。
目指すべきことは、息をしているかどうかほとんど気づかないような軽い呼吸を目指すことです。静かで少量の空気で呼吸することが、体のリラックス反応を促進させることがわかっています。
深呼吸とは対になる、軽い呼吸を意識してみてください。呼吸量を減らすことには多くの利点があります。これについてお話しすると長くなっちゃうので、詳しくは別の機会に伝えさせていただきます。
今日の質問
Q .プレシーズンへの意気込みは?
→練習してきたことを見せられれば嬉しいです。ファンの皆さんと一緒に戦う最初の試合になるので勝利で飾りたい。
今日の一曲
「イット・ワズント・ミー/シャギー」
お知らせ
この度、加藤嵩都 オフィシャル・ファンコミュニティを開設いたしました!
ファンの皆さんと一緒に楽しい時間を過ごせることを、とても楽しみにしています!!
「The Kid」とは、、、
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